肩の痛み、それ「棘上筋腱に過度の負担が掛かっているかも」
2026/03/02
30秒でチェック!自宅でできるセルフテスト
当院へ来院される前に、まずはご自身で肩の状態を確認してみましょう。
※ご注意: 強い痛みを感じる場合は無理に続けないでください。
① ペインフル・アーク(痛みの弧)テスト
腕を体の真横からゆっくりと、耳の横まで上げてみてください。
チェックポイント: 腕を上げる途中の「60度〜120度」の間だけ痛みが強く、そこを通り過ぎると痛みが和らぐ場合、棘上筋が肩の骨に挟み込まれている可能性があります。
② 空き缶テスト(エンプティ・カン・テスト)
腕を斜め前(30度くらい)に 出します。
親指を下に向ける(空き缶の中身を捨てるようなポーズ)。
その状態で、誰かに腕を上から軽く押さえてもらい、それに抵抗して腕をキープしてみてください。
チェックポイント: 肩に力が力が入らなかったり、強い痛みが出る場合は、棘上筋に負荷がかかっているサインです。
当院のリハビリテーション
段階的なアプローチで根本改善へ
痛みが強い時期に無理な筋トレを行うと、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。当院では、患者様の状態に合わせて、無理なく、着実にステップアップするリハビリプログラムを提供しています。
ステップ1:モーション・ガイダンス(正しい動きの再学習)
まずは、痛みを引き起こしている「間違った体の使い方」を修正することからスタートします。
目的: 肩甲骨と腕の連動性を高め、肩への負担を最小限にする。
内容: 鏡や感覚フィードバックを用いながら、脳と体に「正しい動かし方」を覚え込ませます。これだけでも、動作時のズキッとする痛みが軽減することが多くあります。
ステップ2:棘下筋(きょくかきん)のエクササイズ
正しい動きに慣れ、炎症が落ち着いてきたら、いよいよ肩の安定性を高めるトレーニングへ移ります。ここで重要になるのが、棘上筋をサポートする「棘下筋(インナーマッスル)」です。
目的: 棘上筋の負担を軽減できるよう、支える力を強化する。
内容: ゴムバンドや軽い重りを使い、肩の後ろ側にある棘下筋をピンポイントで動かします。肩の「グラつき」を抑えることで、再発しにくい強い肩を作ります。
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